そもそもコロナウイルスというものはどんなもの?いまさら聞けないコロナのこと
2019年末から世界で広まり始めた新型コロナウイルス。
2020年には、日本のみならず世界でパンデミックが起き大混乱になりました。
特効薬はなく、マスクが街中から消え、緊急事態宣言や外出自粛。開催予定されていたオリンピックや各地のイベントの自粛などなど、まさにコロナによって消えた1年とも言えます。
テレビ・新聞・ラジオ・ニュース、どこもかしこもコロナウイルスのことばかりですが
1年と数ヶ月経過した中で、そもそもコロナウイルスがどのようなものなのか振り返ってみることにしましょう。
コロナウイルスとは
コロナウイルスは、現在世界的に流行している「新型コロナウイルス」よりも以前に、何種類かのコロナウイルスがあります。最初に発見されたのは約60年前の1960年代で、冬に流行する風邪のウイルスのようなものとされてきました。
しかし、2000年代になってからさらに新種のコロナウイルスが確認され、2019年に新型コロナウイルスが蔓延し始めたのです。
新型コロナウイルス以前に、どのようなコロナウイルスがあったのか確認していきましょう。
コロナウイルスの種類
2000年代以前に確認されていたコロナウイルスはヒトコロナウイルスとされ(動物には動物のコロナウイルスがある)4種類のものが確認されていました。
・HCoV-229E
・HCoV-OC43
・HCoV-NL63
・HCoV-HKU1
これらは毎年世界中で確認され、多くの人は6歳までには1度感染するといわれています。感染しても、鼻炎、下痢、咳、上気道炎などといった症状が主で、重症することはほとんどないとのことです。
・SARS-CoV
2002年には、中国の広東省で「SARS-CoV(重症急性呼吸器症候群)」が確認され、その後30以上の国・地域で猛威を振るいました。高熱、肺炎、下痢といった重度の症状が現れ、8,069人の感染、775人(9.6%)が肺炎で亡くなられています。
翌年2003年に終息。
・MERS-CoV
2012年にサウジアラビアでヒトコブラクダを宿主とした「MERS-CoV(中東呼吸器症候群)」が確認され、27カ国で2,494人の感染、858人が亡くなられています。高熱、肺炎、腎炎、下痢といった症状が現れ、2021年現在まだ終息していません。
新型コロナウイルスとは
新型コロナウイルスは、ウイルス名を「SARS-CoV-2」とされており、よく聞く「COVID-19」は新型コロナウイルス感染症のことを指しています。(Corona Virus Disease→直訳:コロナ ウイルス 疾患)
コロナウイルスはRNAウイルスという種類のウイルスで、核酸を「エンベロープ」という脂質の膜が覆っているウイルスとなります。細かな構造は省きますが、このエンベロープは脂質でできているため、石鹸やアルコールなど脂質に反応して分解してくれるものに弱い性質をもつのです。そのため、こまめな手指の洗浄や除菌は効果的とされています。
新型コロナウイルスの症状
新型コロナウイルスは、感染しても約80%の人が軽症で治療が必要なく回復し、15%が重病(酸素が必要)、5%が集中治療が必要な重病になるとWHOのサイトで公表されています。
今回は、新型コロナウイルスの症状をWHOのサイトから引用し紹介させていただきます。
軽度の症状
新型コロナウイルスは、感染するとすべての人が重症になるわけではなく、多くの方は軽度の症状でおさまると言われており、その症状は以下のものとなります。
・熱
・乾いた咳
・倦怠感
また、一般的ではないが一部の患者には以下の症状がでることもある
・味や匂いの喪失
・鼻詰まり
・結膜炎
・喉の痛み
・頭痛
・筋肉や関節の痛み
・さまざまな種類の皮膚の発疹
・吐き気または嘔吐
・下痢
・悪寒またはめまい
すべての人に当てはまるわけではないですが、こういった症状が出る場合があります。
重度の症状
新型コロナウイルスに感染し、重度の症状が現れた場合、以下のようなことが起こります。
・呼吸困難
・食欲減少
・錯乱
・胸の持続的な痛みや圧迫
・高温(38℃以上)
また、一般的ではないが一部の患者には以下の症状がでることもある。
・過敏性
・錯乱
・意識の低下
・不安
・うつ病
・睡眠障害
・脳卒中、脳の炎症、せん妄、神経損傷など、より重篤でまれな神経学的合併症
高齢者、高血圧、糖尿、肥満などといった方は深刻な病気を発症するリスクがあります。
現在の感染者数
新型コロナウイルスは、2019年11月に中国の湖北省武漢市で初めて発生したものが確認されました。
その後、2020年に入り全世界が感染症対策を行わなければいけないほど、感染が広まりいわゆる「パンデミック」が起きました。
そのとき、日本や世界でどのような広まり方をしたのか見てみましょう。
日本
2021年3月18日現在の時点で、日本における感染者数の合計は44.9万人、回復者数は42.7万人、死亡者は8,682人となります。
国内で初めて感染が発表されたのが2020年1月16日です。今から1年以上前のことです。
中国の春節の時期には、中国から多くの方が日本へ旅行をしに来ており、そんな中で武漢市への渡航歴のないバス運転手の方が感染、バスガイドの方も感染が確認されています。
そして大きな話題となったのが各地で停泊したクルーズ船の「ダイヤモンド・プリンセス号」です。このクルーズ船では最終的に712名の感染者内13人死亡という結果になり、この後から日本国内でも濃厚接触者の懸念やイベント自粛等の、感染拡大への注意喚起が広まります。
日本国内で初めて1日の感染者数が100名を超えたのが2020年3月26日それから徐々に感染者数は増えていき、1日のピークが701名になったが、緊急事態宣言が4月に行われ徐々に感染者は減少傾向にありました。
しかし6月26日にまた1日の感謝数は100名を超え、8月7日には1日に1,597名と夏場でのピークを迎えました。
その後は現在に至るまで、1日の感染者数が2桁になることはなく、最高で1日の感染者数が2021年1月8日に7,863名となりました。3月18日現在まで、ほとんどの日で感染者数は1日に1,000名以上が確認されています。
世界
新型コロナウイルスは、全世界で現在も拡大しつつあります。現在のところ世界で1番感染者が多いとされているのはアメリカで、その次がブラジル、インドと続いています。この上位3カ国だけで5,000万人以上(約43.5%)の累計感染者が出ていると、データから見ることができます。
世界では、2020年1月21日時点で感染者数が1日に280名を超えており、その後これを下回ることは有りません。およそ2ヶ月後の3月15日には、1日の感染者数は1万人となり、10万人の感染者を超えたのが5月17日。
その後、1番多かった日が2021年1月20日の1,723,209人。これまで1日の感染者数が1番多かった日が1月10日の870,814人の倍近い数字が1日で確認されました。
また死亡者数は268万人とされ、約2.2%の割合で言えば日本の死者数は1.9%と比べて0.3%の差があるとされています。
感染対策に関して
新型コロナウイルスの感染対策として、厚労省からは
手洗い・アルコール消毒が手指のウイルス対策として推奨されており、厚労省のHPで正しい手洗いの方法の動画も用意されています。
物品の除菌に関しては次亜塩素酸ナトリウム水溶液なども推奨されており、パナセアもこれに含まれます。
エアロゾル感染に関しても、厚労省は定かではないとされていますが、一部の科学者からはエアロゾル感染によるウイルス拡散があるとも言われ、弊社では噴霧器による空間噴霧で室内の除菌を行うことをお勧めしております。
また、「PANACEA COLD DRY FOGGER」というもので、高速集中除菌を行うことにより、短時間で部屋や車内などの除菌も行うことが可能になります。
まとめ
新型コロナウイルスは、今もまだ世界中に拡大しつつあります。
ワクチンが開発され一部の方達から接種が始まっておりますが、ワクチン接種をしたからといって安心することはできません。ワクチンを接種し、体の中で新型コロナウイルスに対して抗体が作られるまでは安心できないからです。
それまでは、今まで以上にしっかりと手洗いやマスク、そして除菌をしっかりと行い新型コロナウイルスに感染しないよう気をつけましょう。私たちの正念場はまさに今だからです。
これを乗り越えれば、またこれまでのように人々が楽しく交流しあえる生活が戻る。
そう願いながら頑張りましょう。
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