パナセアは独自の技術により、 超純水と次亜塩素酸ナトリウムだけを材料として製造された 「安定型次亜塩素酸ナトリウム」の単一製剤です。
不安定な要素である次亜塩素酸ナトリウムを革新的技術により、アルカリ水溶液中に安定・融合化させた従来にない画期的な除菌・消臭剤です。
似た名前の「次亜塩素酸水」「次亜塩素酸ナトリウム」とは全く異なります。
パナセアの成分は「安定型次亜塩素酸ナトリウム」で、似た名前の「次亜塩素酸水」「次亜塩素酸ナトリウム」とは全く異なります。
共通して含まれる「次亜塩素酸」という成分は、強い除菌力(分解力)がありますが、その製造方法や、pH(酸性かアルカリ性かを決める値)の違いがあり、市販の次亜塩素酸水(酸性電解水)が弱酸性、次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性なのに対し、パナセアの『安定型次亜塩素酸ナトリウム』は弱アルカリ性(pH10程度)です。
消毒用アルコールとの違い
消毒用のアルコールでは主にエタノールが最も利用されています。エタノールは様々な菌に対して除菌効果がありますが、ノロウイルスに対しては不活性化できない(やや弱いとされている)など、除菌できない菌もあります。
アルコール消毒剤は皮膚への刺激や皮脂を取り除く作用、脱水作用があります。皮膚表面の皮脂と水分の両方を奪ってしまうことになり、頻繁に使うことで手荒れを引き起こす原因になることもあります。
また、アルコール消毒剤は揮発性が高く引火しやすいので、火の元での使用は避けるなど取り扱いに注意が必要です。
パナセアは、ノロウィルスの除去にも有効で、非可燃性のため引火の心配はありません。
二酸化塩素・安定化二酸化塩素との違い
二酸化塩素とは
本来、二酸化塩素はオゾンと同様にガス状です。
二酸化塩素は強い酸化力をもつことから、ウイルス除去、除菌、消臭、抗カビ等のはたらきを有することが知られていて、次亜塩素酸ナトリウムよりも強力な除菌作用がありますが、ガス体としては爆発の危険を伴うため、高純度、高濃度の二酸化塩素の生成は避けます。輸送も禁止されています。
また、二酸化塩素水溶液は僅かな衝撃や多少の熱や紫外線によって分解されてしまい、冷暗所での保管においても濃度を維持することが困難です。 そのため、二酸化塩素で殺菌消毒を行う場合は、現場で二酸化塩素発生装置を設置し生成・使用しています。
二酸化塩素は、アメリカの各機関において安全性、除菌力、脱臭等の効果が認められていますが、日本では基準が曖昧で、低濃度において長期間曝露した場合の安全性は検証されていません。
人によっては、独特の成分臭を感じたり、喉の痛み、咳、頭痛などの症状が発生する場合もあるので周りに配慮して使う必要があります。
安定化二酸化塩素とは
安定化二酸化塩素水溶液は、亜塩素酸ナトリウムを原料とし微量に微妙に活性化された水溶液です。
市販されている安定化二酸化塩素水溶液は、亜塩素酸濃度が500ppm〜600ppm程で、二酸化塩素濃度がある一定量の濃度に保たれるよう工夫されております。
空間除菌などの消毒を目的として販売されている二酸化塩素製品には、二酸化塩素を保存・発生させる仕組が製品によって異なり、なかには「二酸化塩素が発生するのは最初だけ」という商品も存在します。品質や効果にばらつきがあるため、成分や効果の持続性などをしっかり確認する必要があります。
パナセアは、安心してお使いいただくために、様々な効果試験(吸入毒性、気管内投与、眼刺激性試験、皮膚一次刺激性実験、経口毒性試験)を行なっており、無刺激性でありながら、除菌、消臭を正確に発揮できるように製造されております。
冷暗所保存など適正な保存環境では長期保存でも安定的な除菌・消臭効果があります。
次亜塩素酸水との違い
食塩水(塩化ナトリウム水溶液)の電気分解や、塩素酸(いわゆる酸)などを混合して作られる「次亜塩素酸」を主成分とする水溶液で、pH値・有効塩素濃度によって、強酸性・弱酸性・微酸性の次亜塩素酸水に分けられます。様々な製法があり、生成装置の種類によって生成する次亜塩素酸水の物性が異なります。(一般的には、電解によるものが次亜塩素酸水と呼ばれ、混合によるものは混合次亜水と呼ばれることもあります。)
電気分解して生成されたものは、パナセアの『安定型次亜塩素酸ナトリウム』の原材料と同じく厚生労働省にも認可されている生成方法で、食品添加物として認められ、中でも微酸性次亜塩素酸水はpH5~6.5で、人体への影響が少ないので肌などに対しても優しく、高い安全性があります。(※電解でなく混合によって製造された「次亜塩素酸水」と表記されている商品は、食品添加物の「次亜塩素酸水」とは成分等が異なりうるため、原材料に使用される化学成分の安全データを確認することが望ましいです。次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を混合させて生成する方法は厚生労働省に認可されていません。)
また、様々なウィルスや最近に対する高い除菌力があり、カット野菜の洗浄や医療機器の消毒、農薬などにも使用されています。
ですが、塩素濃度の安定性に欠けるため、一部の製法特許を取得しているものを除き、生成直後から直ぐに分解が進み、徐々に除菌効果(塩素濃度)は減退していきます。そのため、長期間の保管には向かず、時間を空けずに使用することが推奨されます。(特に高濃度の次亜塩素酸水を希釈するタイプや製造日が記載していない商品は、使用時に除菌力のない液体になってしまっていた、ということが問題となっています。)
そして、金属を溶かしたり腐食したりする効果は強くありませんが、反応はするので、金属には触れない方がよいです。(金属部分への使用は稀にサビの原因となる可能性がありますので、常に触れ続けるボトル容器については、金属製の物を使わないほうが望ましいです。 )
パナセアは、弱アルカリ性(pH10程度)です。弱アルカリ性であるため、素肌にも優しい製剤です。常温での冷暗所保存など適正な保存環境では長期保存でも安定的な除菌・消臭効果があります。
次亜塩素酸ナトリウムとの違い
水酸化ナトリウムに塩素を加え、熱処理または冷却処理により生成された強アルカリ性の成分です。よく家庭で使用される強力な漂白剤の成分になります。成分大半を占めている次亜塩素イオンは、除菌力はありますが、反応が遅い性質を持っているので、強い塩素臭が残るのが特徴です。
また、次亜塩素酸ナトリウムは、pH12以上の強アルカリ性なので、強い刺激性があり、人体には優しくありません。使用する場合にゴム手袋の着用を求められるなど、小さいお子様のいる家庭やペットのいる家庭での使用は推奨できません。
そして、酸との混合で有毒ガスが発生し、フルオロホルム、クロロジフルオロメタン、クロロホルムなど、発ガン性物質の「トリハロメタン」と呼ばれる有害な化合物を生成することによる人体への悪影響が懸念されます。いわゆる「まぜるな危険」のリスクがあります。
金属腐食性(錆の発生)や漂白性も高いため、用途が限られ、扱いにも気をつけなければなりません。
漂白剤を希釈しての使用は?
次亜塩素酸ナトリウムの漂白剤を水で薄めれば除菌剤の代用になりますが、上記の理由により、危険が伴います。除菌に有効な塩素濃度の低下も早く、そして、含まれる水酸化ナトリウムの中和が足りなければアルカリ性が残り、肌荒れの原因になったり目に入ると失明のおそれがあります。また、他の成分と混ぜると有毒ガスが発生する恐れがあるので注意が必要です。
パナセアの『安定型次亜塩素酸ナトリウム』は?
次亜塩素酸水(酸性電解水)や次亜塩素酸ナトリウムに対し、パナセアの『安定型次亜塩素酸ナトリウム』は、独自の技術によって次亜塩素酸ナトリウムをアルカリ水溶液に安定させた「弱アルカリ性」の成分で、時間経過に伴い直ちに分解する次亜塩素酸水(酸性電解水)とは異なり、水溶液中での自然分解の促進を抑制します。
質量が一定に保たれた状態を維持し、メタン物質との結合がされにくいため、次亜塩素酸ナトリウムのリスクであるトリハロメタンの生成がありません。
ウィルスや細菌、悪臭物質との反応後は水と酸素とごく微量の微量の塩(塩化ナトリウム)に分解します。
常温での冷暗所保存など適正な保存環境では長期保存でも安定的な除菌・消臭効果があります。
他の製品にない長期保存や希釈しても有効な除菌力と安全性を実現し、各検査機関による除菌能力試験や安全性試験も実施済みです。
パナセアは、次亜塩素酸水(酸性次亜水)と次亜塩素酸ナトリウムのリスクを払拭し、そしてそれぞれの優位性を兼ね備えた、従来にない除菌・消臭剤です。