汗臭いニオイを消臭する前に!原因を知ってニオイを根本から断ち切ろう!【2019年版】

汗をかくサラリーマン

暑い日が続くと、どうしても気になってしまうのが「汗臭いニオイ」ではないでしょうか。

外に出れば日差しが強く、かと言って1日中家に居るわけにもいきません。

特に思春期の子供はニオイに敏感になりがちです。

ニオイのことで困ったことにならないように、早めに対処をしておきましょう。

汗を消臭する前に臭くなる原因を知ろう

汗をかいている人のイメージといえば、どういうものを想像するでしょうか。

「スポーツをしている人」なら爽やかなイメージですが、電車内などでべったりと汗が滲んでいる人を見たら「臭そう」などと思ったことはありませんか?

汗にも種類というものがありますが、どの汗も基本的に「無臭」です。

ですが、実際に「臭い」と感じるのはなぜなのでしょうか。

その原因を見ていきましょう。

汗のニオイの原因は細菌

細菌

「汗=臭い」というのが定着しつつありますが、先ほども書いた通り汗自体にニオイというものはありません。

体から滲み出る汗の成分のほとんどは、水分からできているからです。

ニオイを発生させる原因は、人間の肌に常在している菌によって発せられています。

菌が肌に付着している皮脂や汚れを分解し、そのときに発生する臭気が嫌なニオイとなるのです。そして、菌は水分があることで増殖してしまうため、汗による水分でどんどん増えていきます。

結果として、「汗をかくことで臭ってしまう」ということなのです。

結局のところ、汗をかいてしまえば臭くなってしまうのですが、汗は決して人にとって無駄な機能というわけではありません。

人の汗は「汗腺」という部分から分泌され、その汗腺は「エクリン腺」「アポクリン腺」と呼ばれています。

それぞれに役割があるので、その役割がどのようなものか確認していきましょう。

エクリン腺

頭部から足先まで、全身に分布しているのがエクリン腺です。

運動したときに汗をかくのは、ほとんどがエクリン腺から分泌されています。

身体中に約300万個あるといわれており、1日に700ml〜10L(激しい運動時等)もの汗を発し、主に体温調整などする役割があり人間が生きてく上でとても重要な機能です。

集中して多いと言われている箇所は手の平や足の裏で、緊張時やストレスを感じたときに、2箇所のどちらかから汗をかいた覚えはありませんか?

これらも同じエクリン腺から分泌される汗で、発汗直後は無臭となっています。

成分は99%が水分でできており、アミノ酸やナトリウム、カリウム、カルシウムが含まれています。

ちなみに、汗は「しょっぱい」というイメージがありますが、汗腺から肌の表面へ汗が排出される際にほとんどの塩分は再度吸収されます。吸収されないほど大量の汗が出たとき(運動時等)のみ塩分を感じるので、しょっぱいと思う汗をかいたときはスポーツドリンク等で水分と塩分を摂りましょう。

アポクリン腺

脇の下や性器あたりなど、局所的に分布している汗腺です。

主にフェロモンや動物的な性的アピールをする役割があり、思春期などの時期に活発的なることがあります。

成分の多くが水分で、たんぱく質や脂質、脂肪酸、コレステロール類、鉄塩が含まれ独特な臭気を放つことがあり、この臭気が強くなると「ワキガ」と呼ばれることがあります。

ケアすることで臭いが改善されることもあるので、思春期で悩んでいるお子さんがいるときは一緒に対策してあげましょう。

形成外科で手術を行なっている病院もあるので、対策が難しいときは診察を受けに行っても良いかもしれません。

汗が臭くなる病気

病気を抱えてしまうことで、体臭に変化が起こることがあります。

胃腸が弱くなると口臭が変化したり、お酒を大量に飲んだ翌日は身体中からお酒の臭いがするように、汗にも変化が現れていきます。

糖尿病・・・甘酸っぱいニオイ

腎機能低下・・・アンモニア臭

パーキンソン病・・・皮脂腺活発化による独特なニオイ

便秘・・・便の腐敗臭

脂漏製皮膚炎・・・あぶらっぽい皮脂臭

これらのニオイは、体内で消化できなかった成分が血流に乗って汗腺へ届き、そこからニオイが発せられています。

自身や家族で、思い当たるようなことがあれば病院へ行き医師の診断を受けましょう。

汗のニオイを対策するためには

汗のニオイを対策するためには、まずは自分の体質を改善することが重要となります。

生活の中でどのようなことに注意していけば良いのか、まずはそこから確認していきましょう。

皮脂を抑える食生活

唐揚げ

強いニオイ、特にアポクリン腺から排出される汗にはたんぱく質や脂質が関係しており、それらを大量に含む食品を食べることによって皮脂が多くなりニオイも強いものとなります。

油分が多いものはお菓子類や脂身の多い肉類で、それらを多く摂取していると汗と一緒に体内で消化しきれなかった分が出てしまい、汗臭さが増してしまいます。

また、エクリン腺からは塩分が多く出てしまうため、塩分の多い食品を大量に摂取してしまうと臭いの原因となってしまうので注意が必要です。

食生活を見直し、体質の改善を行うことでニオイ対策を行いましょう。

適度な運動で汗をかく

ランニング

現在私たちは、夏場は冷房の効いた室内にいて、汗をかく機会はそう多くはありません。そして冬場ともなれば、なかなか汗をかかないため、人によっては年間を通して汗をほとんどかかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

汗をかかなければ、汗臭さは感じなくなるかもしれませんが、汗腺は次第に衰えていってしまいます。

汗腺が衰えてしまうと、本来汗から排出する予定だったものが上手く排出されず、体内に蓄積されてしまいます。そして次に汗をかくと、べったりとした汗とともに体外へ排出されるのです。

べっとりとした汗はとても乾きにくいので、菌が繁殖しやすい環境となってしまい、また汗に含まれる成分も多量になってしまうので余計にニオイがキツくなります。

日頃から適度な運動で汗をかきつつ、汗腺をトレーニングすることで適切な汗を出せるようにしましょう。

お風呂をシャワーだけで済ませている方も、5分だけでも良いので湯船に浸かったり、半身浴を行うことで汗腺トレーニングをすることができます。

加齢臭の原因は食生活と汗腺

中高年の方々の中に、「加齢臭」というものを気にしている方もいらっしゃるかと思います。

若い頃にはなかった独特のニオイは、年齢を重ねたから出るのではなく、食生活と汗腺による影響が大きいのです。

先にあげた食生活の見直しと、汗腺トレーニングによって改善することができます。

家族で気になっている方がいれば、改善方法を教えてニオイで困らないようにしてあげてください。

汗臭さを消臭するために必要なこと

ここまでの説明の中で、汗が嫌なニオイになってしまうことと、どのようなことに原因があるのかを紹介してきました。

この項目では汗臭いニオイを消臭するには、どのようなことをしてくべきかを紹介していきます。

皮脂などの汚れを落とす

これまでに説明してきた通り、汗にはニオイというものがなく、肌に付着している皮脂や汚れが菌と合わさることにより臭気を発します。

そのため、肌を常に清潔にしておくことにより汗臭さを解消することができるようになるのです。

特に朝は、寝ているときに分泌された汗や皮脂が溜まっているので、出かける前にシャワーで流すことにより悪臭になるのを防げます。

足の裏などは特に汗腺が多いため、雑菌が繁殖しがちになります。

古い角質などを落とすなど、ケアすることでニオイを抑えられるようになるため、こまめにケアしていきましょう。

除菌をして菌の蔓延を防ぐ

汚れを落とす以外にも、ニオイの原因となる菌を除去することで消臭効果を期待することができます。

石鹸で綺麗に洗うことで菌を落とすことができますが、汗をかいてすぐ外でするわけにはいきません。

ましてや、服などの衣類から嫌なニオイがしていればなおさらです。

そういったときには、携帯用の除菌できる消臭スプレーを持ち歩くことで解消することができます。

除菌消臭スプレーの多くの商品は、エタノールを使用したアルコール消毒によって除菌を行なっています。

それでも問題はありませんが、アルコールのみであると除菌できない菌も多く、場合によってはニオイが落ちないことも考えられるのです。

そんなときには、塩素を使用した除菌消臭スプレーを使用すると効果的にニオイを落とすことができます。

パナセアが取り扱う製品も、安定型の次亜塩素酸ナトリウムを使用した除菌消臭スプレーとなっているので、よろしければ一度ご確認ください。

 

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まとめ

今回は汗とニオイの関係について紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

汗にはニオイそのものはなく、肌についている皮脂や常在菌が原因ということを分かっていただけたかと思います。

ニオイというのは、生活しているなかでとても敏感になりやすい感覚のひとつです。

それによってトラブルになることも考えられます。

まずはニオイのことで困らない生活を目指してみませんか?

 

 

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