蔓延を始めるインフルエンザ!予防を行うために必要な知識を紹介!【2019年版】
毎年寒い季節が近づいてくると、何かと話題にされる「インフルエンザ」ですが
なんとなく「スゴイ重い風邪」くらいに感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インフルエンザというものは、子供から年配の方まで感染してしまい、ときには合併症まで引き起こしてしまう恐ろしい感染症です。
自分や家族がインフルエンザの危険にさらされる前に、インフルエンザのことをよく知り対処していきましょう。
インフルエンザとは
インフルエンザは、毎年夏から秋に変わり気温が徐々に変化し、風が乾燥してくると流行しだします。
インフルエンザはウイルスによって感染する感染症で、乾燥している環境で活動的な状態になる特徴があります。
インフルエンザの感染力はとても高く、風邪と比べて症状も重症化してしまうので注意が必要です。
ウイルス活動時期などをよく知り、対策を怠らないようにしましょう。
インフルエンザの症状
インフルエンザウイルスのは潜伏期間が1〜4日ほどあり、その症状は感染後突然現れます。
初期症状として、悪寒などゾクゾクとした症状が現れ、その後に発熱、脱力感、疲れ、全身の痛や頭痛と続き、症状が悪化してくると眼の奥が痛み始め明るい光で頭痛が悪化するなどの症状が出ます。
呼吸器などは時間とともに、喉の痛み、咳、胸の灼熱感、鼻水などの症状が見られます。
症状の多くは2〜3日程でおさまることもありますが、発熱は5日以上続くこともあり、脱力感、発汗、疲労感は発熱とともに数週間続くこともあります。
インフルエンザから起こる合併症
インフルエンザから起こるとされている合併症は、「肺炎」と「インフルエンザ脳症」があるとされています。
「肺炎」の症状は、高熱、咳、痰、呼吸困難、胸痛、食欲不振、悪寒など様々な症状が引き起こされ、人によって症状の出方が変わります。症状は呼吸器関係のものが主に多いとされるでしょう。
インフルエンザから起こる二次感染症の肺炎は、致死性があることもあり、100年前の1918年には「スペイン風邪」と呼ばれ世界中で4,000万人もの死亡者が出たとされています。
「インフルエンザ脳症」の症状は、発熱後に痙攣や意識障害がおこり、臓器障害、ショック、心停止となり死亡します。主に5歳以下の幼児に見られることがあり、3割が死亡、2割5分が後遺症をもち、約4割程度しか後遺症を残さず回復します。
また、インフルエンザ脳症は「異常行動」の症状が見られることがあります。「食べ物とそうでないものの違いがわからなくなる」「幻視・幻覚症状」「怯え・恐怖感」などといった行動が出始めますが、これは脳症の前触れと判断されることもあるそうです。
このように合併症で死亡する例もあるため、早めに病院へ行き治療を行うようにしましょう。
インフルエンザの診断方法
インフルエンザには4つの診断方法があります。
1.迅速診断キット
病院の内科などに設置されているキットで、細い綿棒のようなもので喉、鼻の奥にある粘膜を採取し陰性か陽性か判断します。
よく診断の際に使われる診断キットですが、体内でインフルエンザウイルスが増殖する前だと陽性反応が出ないこともあるのが欠点です。
2.血清抗体検査
血清から抗体の量を調べインフルエンザかどうか判断する検査ですが、発症後に1回、治った頃に1回と計2回行う検査で、検査結果が出るまでに2週間ほどかかるため一般的には行われません。
3.ウイルス分離検査
インフルエンザ発症後72時間以内を目安に行う検査で、喉や鼻の奥にある分泌物を採取しウイルスのの性質を確認します。細かいウイルスの性質まで調べることが可能ですが、1週間ほど時間がかかるため一般的に用いられることはありません。
4.PCR検査
ウイルスの遺伝子を調べることで、インフルエンザかどうか判断する検査のことです。(2.)や(3.)と比べ短時間で済む検査ですが、高度な技術を用いるため(1.)と比べてあまり一般的とは言えません。
インフルエンザの治療方法
インフルエンザの治療方法として、「一般療法」と「薬物療法」というものがあります。どちらも正しく行い、しっかりと対処することが大事です。
「一般療法」
一般療法とは、簡単に言えば安静にして過ごすことを指します。睡眠や休養を十分にとり、無理して動かず、高熱が出るので脱水症状が起きないように水分補給をしっかりと行いましょう。
「薬物療法」
カプセル、吸入粉末剤、錠剤などといった薬を用いてインフルエンザを治療することを、薬物療法と言います。タミフルなどが有名です。
また、薬の中には「ノイラミニダーゼ阻害薬」と言って、インフルエンザが発症して48時間以内に服用するとインフルエンザの増殖を阻害する「原因療法」というものをとることが可能なものもあります。
その他の治療法として解熱剤や鎮痛剤を用いた「対症療法」があり、インフルエンザによる症状を和らげながら体調の回復を促すものとなります。
インフルエンザの予防法
インフルエンザは、毎年8月〜9月の夏の終わり頃から流行が始まります。
特に注意するべきことは、学校や会社、繁華街など人の多く集まる場所で感染してしまうことがあります。
そのため、普段からウイルスを体内に入れないための予防を行うことが重要です。
インフルエンザウイルスの感染には2つの経路があります。「飛沫感染」と「接触感染」です。
「飛沫感染」は咳やくしゃみで飛んだウイルスが口や鼻などに入り込み、そこから菌が増殖してインフルエンザの症状を引き起こす原因となります。こちらは、マスクをしてウイルスが入り込まないように対処しましょう。
「接触感染」は、感染者がドアノブなどに触れその場所にウイルスが付着し、別の者が同じドアノブに触れた手で口や目に触れることにより感染すること指します。
接触感染は、外から帰ってきた時など必ず手洗いを行い、できるなら消毒薬で消毒を行うとより効果的です。
家族にインフルエンザ感染者がいるときは、消毒薬などで家族全員が触るものを消毒するなど対策をとると良いでしょう。
また、なによりしっかりと食事や睡眠をとり健康管理を行うことで、病気に対する抵抗力を高めることも重要となります。
インフルエンザの予防接種も、受けることでより感染症を起こしにくくなります。お近くの診療所やクリニックで受けましょう。
インフルエンザを拡散させないために
インフルエンザを拡散させないためには、インフルエンザに感染している方の注意がとても重要です。
電車の中やスーパーなど、人が多い場所では必ずマスクを装着し「咳エチケット」を心がけましょう。
「咳エチケット」とは
1.咳、くしゃみ時は他人から顔をそむける。
2.咳、くしゃみ時はティッシュなどで口や鼻を覆う
以上2点に注意することで周りへの感染を少なく抑えることができます。
インフルエンザに感染してしまったときは、マスクと咳エチケットを心がけるようにしましょう。
新型インフルエンザと動物インフルエンザの関係
インフルエンザには「季節性」と「新型」と2種類あり、季節性は流行時期に感染する通常のインフルエンザとなります。こちらは、きちんとした対処と薬等によるもので爆発的に増えるのを防ぐことができますが、新型インフルエンザの場合多くの方が免疫を持たないため、爆発的に感染者が増えてしまう危険性があります。
今から10年まえの2009年に世界中で「豚インフルエンザ」というものが大流行しましたが、こちらは動物を介して人に感染してしまった新型のインフルエンザです。
結果として214の国と地域、18,000人以上の犠牲者を出してしまった新型インフルエンザの事例となります。
また、野生の鳥などの中には「鳥インフルエンザ」を保有するものもいるため、鳥の糞や死骸は触れない、処分するときも素手で触らないなど対応を心がけるようにしましょう。
動物から感染した新型インフルエンザは、数十年まえから報告があり1918年に発生した「スペイン風邪」も鳥インフルエンザが原因となっており、2,000〜4,000万人の死者を出したとされています。
インフルエンザを除菌できるもの
インフルエンザウイルス自体は、除菌剤に対しての抵抗力が弱く、施設や公共のトイレに設置されているアルコールなどで除菌が可能です。
他にも、次亜塩素酸ナトリウムを使用した除菌剤であればインフルエンザウイルスを除菌できます。
次亜塩素酸ナトリウムはアルコール等では除菌できない、ノロウイルス等も除菌が可能なため、できることなら次亜塩素酸ナトリウムを含むもので除菌を行う方が良いでしょう。
まとめ
インフルエンザウイルスは、毎年流行がくるとても大変なウイルス感染症です。
2019年10月現在では、沖縄県が爆発的に感染者数が増えてきています。
自分や家族、そして周りの人たちが感染しないように、気をつけて対処していきましょう。
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